
台湾の台北で2泊3日の海外旅行する時、満喫できるモデルコースを考えてみました。
王道の有名な観光地と台湾人の友達がオススメしてくれた場所、両方を入れてます。
ではさっそく行ってみましょう!
台湾の空港で両替をしよう

台湾の空港に到着したときにオススメしたいのが、空港での両替です。
他の国だと空港の両替レートは悪いものですが、台湾は両替が免許制になっていて、レートが管理されています。
なので、空港でやる両替も市内でやる両替レートも一緒なんです。
空港内には8ヶ所ほど両替所が開いており、どこで両替してもレートは同じなので、空(す)いてるところでやるといいでしょう。
現金両替もいいですが、クレジットカードを持っていたら、それを使って海外キャッシングするのがオススメです。
日本でキャッシングと聞くと「借金?」という怪しいイメージを持つかもしれません。
しかし、海外だと現金両替よりも手数料の安い両替手段になるんです。
エポスカードを使えば、初回の海外キャッシング手数料が30日間無料になるので、両替する時にオススメです。
詳しい記事はこちらでどうぞ。
台湾で通信できるスマートフォンのSIMカードを買う
台湾の空港に着いたらオススメしたいのが、台湾用のSIMカードを購入することです。
自分の手持ちのスマートフォンがSIMフリーであれば、台湾でも使うことができます。
台湾の空港では使い捨てのSIMカードが売っており、約1,000円くらいを支払えば、4Gのデータ通信制限なしで自分のスマートフォンを使うことが可能です。
日本に帰ったら、自分のスマホに入っていたSIMカードを入れ直せば元に戻るので、よかったら使ってみてください。
レンタルモバイルWiFi(ワイファイ)のイモトのWiFi(ワイファイ)もオススメ

もしSIMフリースマートフォンも持っていなくて、フリーWi-Fiだけだと不安な人におすすめなのは、日本でレンタルモバイルWiFi(ワイファイ)ルーターを借りてくることです。
安いレンタルモバイルWiFiルーターなら、1日あたり680円で借りられます。しかも友達や家族ともWiFi(ワイファイ)をシェアできるので、割り勘にすればもっと安くなります。
ぼくが実際使ってオススメだったのは「イモトのWiFi」です。まだ出発前ならこれを使ってみてください。
【関連記事】
台湾旅行にイモトのWiFi(ワイファイ)を持っていってレビューしてみました。詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ。
桃園空港から移動する場合、地下鉄の桃園MRTで台北駅まで行く

もし桃園空港(桃園国際空港)を利用する場合、2017年5月に開通した地下鉄の桃園MRTがおすすめです。
急行列車に乗れば、桃園空港駅から台北駅までたった35分!各駅停車でも45分ほどで向かいます。
ぜひ乗ってみてください。
桃園空港からの入国ゲートから桃園地下鉄(MRT)までの行き方、切符の買い方を動画で説明した記事はこちらです。
【関連記事 桃園空港はこちら】
【動画付】台湾の桃園空港から桃園地下鉄(MRT)で台北駅まで行く道順解説
https://maeharakazuhiro.com/taoyuan-mrt/
台北松山空港から移動する場合、タクシーか、地下鉄(MRT)の利用がおすすめ
台北市内の松山空港からホテルまで移動する場合、タクシーか、地下鉄の利用がおすすめです。
泊まるホテルの場所にもよりますが、台湾のタクシーは高くありません。松山空港からならだいたい200台湾ドル(800円)以内で行くことができます。
もう一つは台北市内を走る地下鉄(MRT)です。台北松山空港から直結で地下鉄が走っているので、予算が少ない人はそこからまわるといいでしょう。
地下鉄はだいたい50台湾ドル(200円)以内で行くことができます。
台湾旅行の台北観光1日目 士林エリアをまわる

さてホテルのチェックインを済ませて荷物を置いたら、いよいよ台湾観光です。
初日は台湾入国やホテルのチェックインで、そこまで時間がないと思われます。
なので、短い時間で回れる士林エリアがオススメです。
台湾旅行初日 PM 4:00 台湾故宮博物院で中国四千年のお宝を見る

まず最初にオススメした台北の王道の観光地が国立故宮博物院です。
この世には「世界4大博物館」という言葉があります。
・ルーブル美術館 / フランス・パリ
・メトロポリタン美術館 / アメリカ・ニューヨーク
・エルミタージュ美術館 / ロシア・サンクトペテルブルク
・国立故宮博物院 / 台湾・台北
この4つが世界の中でも至宝を集めている場所と言われるのですが、そこに台湾の故宮博物院も入っているのです。
実は中国大陸に行っても、中国四千年の貴重なお宝はほとんどありません。
20世紀の歴史を振り返ると、中国大陸では1912年に中国最後の帝国の清朝から中国初の共和制国家の中華民国とバトンタッチが起こりました。
(いわゆる辛亥革命と呼ばれる革命です)
その時に政治の権利と一緒に、清朝から中華民国へ中国四千年のお宝も引き継ぎが行われました。
しかし、第2次世界大戦後、中国大陸では中華民国を率いた中国国民党と、共産主義国家を作りたい中国共産党との間で内戦が起こります。
ただ、この内戦に中国国民党は敗れてしまったのです。
中国国民党は台湾に敗走したのですが、実はこの時に中国四千年の重要なお宝を台湾に持ってきました。
だから中国本土に行っても、全然お宝はないので、これが台湾観光の目玉の1つです。
ぜひ一生に一度の思い出として、世界最高レベルの至宝を台湾で見てみてください。
とは言っても、あまりに宝物が多すぎるので、だんだんと展示物が宝物に見えてこなくなり、どうでもよくなってなってしまうのがネックでもあります。
(台湾のみなさん、すみません!)
というわけで本当に貴重なものを5つ挙げてみます。
・翠玉白菜
(2色の翡翠にキリギリスと白菜を彫ったもの。故宮博物院の人気NO.1)
・肉形石
(3層の石を加工して、豚の角煮に見立てたもの。故宮博物院の人気NO.2)
・象牙透彫雲龍文套球
(祖父から孫まで3代の職人が象牙を23層の球に削ったもの。現代技術では再現できないオーパーツ)
・雕橄欖核舟
(オリーブの種を削り、8人乗っている船を削り出したもの。繊細すぎる芸術品)
・毛公鼎
(青銅器に32行・500文字が削られている中国の古銅器。他と比べると地味かも)
※注 上記の宝物は、時期によって貸し出されているので、展示していない可能性もあります。
見所はいろいろあるので、長めの滞在がオススメなんですが、時間がない場合は上記の宝物をからチェックしてみてください。
ちなみに金曜の夜6〜8時は団体観光客が入らないので、ゆっくり見ることができます。
台湾旅行初日 PM 7:00 鼎泰豊の天母店か、中山店で小籠包を食べる
国立故宮博物院で観光したら、お腹も減ったと思います。そこでオススメしたいのが、台湾小籠包を出すお店の鼎泰豊です。
味も良く、サービスもいい。店内は清潔感にあふれていて、「台湾で小籠包を食べる=鼎泰豊」という人も多いと思われます。
値段もそこまで高くなく、一人3,000〜4,000円くらいの値段で本格的な中華料理を楽しめるお店です。
メニューがたくさんあって悩むと思いますが、個人的なフェイバリットメニューは以下の5つなので、参考になれば。
・小籠包
(普通の小籠包は絶対オススメ。変わり種のヘチマの小籠包も味が爽やか)
・トリュフ小籠包
(あえて別枠で。高いけれど、初めて食べた時には感動しました!値段で注文をためらっていた過去の自分を叱りたいほどの美味しさ)
・チャーハン
(実は鼎泰豊、台北のチャーハンが美味しいお店ベスト10に入ったほどの実力があります)
・酸辣湯
(味もしっかり濃く、辛さもピリッとして、なおかつ酸味が尾を引く絶品の味)
・紅油抄手
(辛いものが好きならぜひ!ラー油の辛味とワンタンの旨味が合わる料理)
鼎泰豊は、台北市内に8店舗ありますが、オススメは故宮博物院近くの天母店です。こちらは台湾の高級住宅地にあるデパート遠東SOGOの中にあります。
鼎泰豊は台湾人や外国人の両方が訪れる大人気店なので、どこの鼎泰豊も混みがちですが、天母店は比較的空いてることが多いです。
故宮博物院からもタクシーですぐに行けますし、帰りもMRTの芝山駅がすぐそばにあります。
穴場にありながら、交通の便もいいので、故宮観光の際に寄るのがオススメです。
台湾旅行初日 PM 8:30 士林夜市で夜市を楽しむ

鼎泰豊を出たら、もう夜の8時半です。でも南国台湾の夜はまだまだ終わりません。
せっかくなので、台湾名物の夜市に繰り出してみるのはどうでしょうか?
故宮博物院と天母の鼎泰豊の近くには、士林夜市という台北で最大の夜市があります。
グルメ、雑貨、ゲームなど、総合型の台湾の夜市になっており、雨天対応の屋根も完備されてるので濡れる心配もありません。
もしお腹に余裕があれば、この4つの士林夜市がオススメのグルメです。
・豪大大鶏排
(顔の大きさまである台湾フライドチキン店)
・涼麺好朋友
(ミシュランのビブルグルマン獲得の台湾式冷やし中華店)
・家湘涼麺
(臭豆腐を揚げて匂いを抑えてた臭豆腐店)
・辛發亭
(フワフワの雪花冰というかき氷を食べられるお店。ただマンゴーかき氷のお店ではない)
他にも買い物やエビ釣り、ゲームを楽しめるので、ザ・台湾な雰囲気を楽しんでみるのはどうでしょうか。
台湾旅行2泊3日の台北観光2日目 台北のメイン観光スポットと九份をまわる


続いて台湾旅行の2日目です。
丸一日遊べるのはこの日だけ!
なので、全力で楽しめるコースを考えてみました。
台湾旅行二日目 AM 8:30 朝食は中正紀念堂近くの2店舗で

2日目の最初に訪れる観光スポットは中正紀念堂がおすすめ!
なんですが、その前に朝食を食べたいところです。
中正紀念堂近くには美味しいお店が数多くあるのですが、オススメな場所を2つピックアップしてみました。
鼎元豆漿(ディンユァンドゥジャン)
せっかくの朝なので、台湾らしい朝食はどうでしょうか?
鼎元豆漿(ディンユァンドゥジャン)は、中正紀念堂近くでは定番の朝食屋さんです。
台湾の朝食らしい鹹豆漿(シェンドウジャン)という味のついた豆乳に、有條(ヨウティァオ)という中華揚げパンを浸して食べると、パーフェクトな台湾式朝食。
またこちらのお店は朝食屋さんでありながら、小籠包の美味しいお店としても有名です。
小籠包にハマったら、ここで朝も食べるのもオススメだと感じます。
金峰魯肉飯(チンフォンルゥロウファン)

朝だけど、コッテリした味も行ける!という方は、本場の台湾グルメ魯肉飯 (ルーローファン)はどうでしょうか?
中正紀念堂駅の2番出口を出てまっすぐ行けば、お店がすぐ見えてきます。ここの魯肉飯 (ルーローファン)が「絶品!」なんです。
魯肉飯には匂いの強い八角という香辛料が入ってることが多いんですが、金峰魯肉飯(チンフォンルゥロウファン)では使っていません。
なので、食べやすくて、非常にオススメです。
台湾トップモデルの林志玲 (リン・チーリン)や同じくトップ歌手の周杰倫 (ジェイ・チョウ)も通う名店でもあるので、本場の魯肉飯を食べたければどうぞ!
台湾旅行二日目 AM 9:45 中正紀念堂で台湾のスケールの大きさを味わう

ご飯を食べ終わったら、腹ごなしがてら、歩いて中正紀念堂まで散歩をしてみませんか?
中正紀念堂は、戦後の台湾を統治した蒋介石の偉業をたたえたメモリアルーホールです。
(蒋介石のお墓は桃園市にあります)
行けば感じると思いますが、スケールの大きさに圧倒されます。台湾は九州くらいのサイズの島なのに、こんなに大きな建物を造るとは……。
中国に行くとわかるのですが、中国本土には歴代王朝の権力者が造った故宮などの巨大な建物があります。
蒋介石も中国大陸で生まれ、一度は中国大陸で覇権を握ったけど、戦後に毛沢東率いる共産党と戦い、負けて台湾に流れ着きました。
中正紀念堂もまさに、「一度は中華を統一した権力者のために作られた中華建築」なので、日本建築にはないスケールを感じられるはず!
また中正紀念堂の見所は、サイボーグのような衛兵交代式です。
・AM 10時
・AM 11時
・AM 12時
・PM 1時
・PM 2時
・PM 3時
・PM 4時
・PM 5時
陸海空軍から選りすぐりの兵隊しかなれない衛兵が、蒋介石像を守っています。
一挙手一投足が揃った更新は必見です。
時間ちょうどに行くと人がいっぱいなので、15分前の45分くらいに待っているといい場所で観れるかと思います。
こちらも日本では観られないスケールと動きなので、ぜひ足を運んでみてください。
台湾旅行二日目 AM 11:30 ブラブラ歩いて東門へ
中正紀念堂で観光したら、そのまま歩いて東門へどうぞ。
ここは台北の中でも美味しいグルメのお店が軒を連ねているグルメエリアです。
美味しい台湾料理のレストランから食べ歩きできる屋台。
美味しいスイーツに、ほっと一息できるカフェや台湾茶のお店があります。
たくさんありすぎるので、オススメの場所をピックアップしてみました。
・鼎泰豊(ディンタイフォン) 信義店
(小籠包の名店である鼎泰豊の本店。ここで食べるのもいいかもです)
・永康牛肉麵(ヨンカンニューローメン)
(台湾人にとってのラーメンに値する牛肉麺の名店。初めて牛肉麺を食べるのにオススメ)
・金山鵝肉店(ジンシャンアーロウ)
(ガチョウ肉を食べさせてくれる名店!脂と肉が最高です。時価と書かれたメニューも1,500円くらいで、美味しいそう)
・東門餃子館(ドンメンジャオズーグァン)
(山東料理である餃子をたらふく食べられるお店。餃子の種類が豊富で美味しい)
・思慕昔(スムージー)本館
(マンゴーかき氷の名店。実は初代アイスモンスターの跡地に建てられており、関係もある)
・芋頭大王(タロキング)
(タロイモのスイーツの名店。思慕昔の奥に隠れてわかりにくいが、ここも評価高し)
・江記東門豆花
(東門市場の豆花の専門店。メニューはシンプルに削ぎ落とした2つだけ。美味しい豆花をぜひ)
台湾旅行二日目 PM 3:00 九份に行く乗り物に乗れる場所まで移動

東門を出たら、九份に行くために移動しましょう!
実は台北市内と九份は離れていて、隣の新北市に九份はあります。
なので、時間に余裕を見ておくことがオススメです。
九分まで行く方法は以下の4つがあります。
・バス 片道1時間〜1時間半
・タクシー 片道35〜45分くらい
・電車とバス 片道1時間〜1時間半
・観光バスツアー 往復5時間(九份観光を含む)
この中で、電車とバスを乗り継ぐ方法は時間もかかり、迷ってしまう可能性も高いからオススメできません。
観光ツアーバスを使うか、タクシーか、バスを使う方法がオススメです。
観光バスツアーの集合場所まで向かう
もし1人で九份に行くか、タクシーと交渉するのが面倒な人は、観光バスツアーを利用するのがオススメです。
日本の旅行会社が出している「3,800円で九份までバス移動できるツアー」があります。
バスツアーは1人でも使えるし、帰りの時間も決まっているので、すごく便利です。
この場合は台北市内に2ヶ所ある集合場所まで、時間を見ながら移動してみてください。
九份までバスか、タクシーで行く時は忠孝復興駅へ
一方で、九份までタクシーかバスで行きたい人は、忠孝復興駅までどうぞ。
忠孝復興駅はデパートが立ち並び、ショッピングエリアで有名ですが、実は九份行きのバスとタクシー乗り場でもあります。
もしお金が出せて、、2人以上いるならタクシーを使うのがオススメです。
タクシーは片道35〜45分くらいなので、スピードも早く、割り勘すれば、そこまでお金がかかりません。
時間の短い2泊3日の台湾旅行なら、時間をお金で買っても充分に元ば取れるはず!


一方で九份まで安く行きたいなら、忠孝復興駅から九份行きのバスに乗るのがオススメです。
忠孝復興駅の2番出口を出てまわってくると、九份駅のバス停があります。
「1062」と書かれている「金瓜石」行きのバスに乗ると、九份へ行くことが可能です。
台湾旅行二日目 PM 4:00 『千と千尋の神隠し』のモデルになったと言われる九份へ!

2日目の夕方は、いよいよ『千と千尋の神隠し』の湯婆々の湯屋のモデルになった場所の九份へ……。
と言いたところなんですが、実は違います。ジブリが公式的に否定しています。
しかし、まったく日本と関係ないかと言われるとそうでもなく、実は九份。
某日本人有名歌手の一族の土地なんです。
戦前の日本統治時代。金鉱や炭鉱として栄えた九份は、歌手の一青窈さん(『もらい泣き』や『ハナミズキ』で有名)の父方の土地でした。
一青窈さんのお父さんは、台湾5大財閥の御曹司でして、その日いおじいさんとおじいさんは、九份で金や石炭を掘って財を成したのです。
今はフェイクなイメージが広がってしまい、金鉱だった面影はところどころにしかありません。
しかし、かつてゴールドラッシュで栄えた街に思いを馳せるのもいいのではないでしょうか。

九份の楽しみは、フォトジェニックな写真を撮ることと、美味しい台湾茶を楽しむこと。そして台湾らしいグルメを堪能することです。
お茶を飲むときにオススメなのが、以下の3つのお茶屋さんです。
・九份茶坊
(九份で100年前からあったお茶屋さんをリノベしたところ。高いけれど、九份で一番お茶が美味しい)
・海悦楼景観茶坊
(九份を映した有名写真は、実はここの4階のテラスから撮られている。九份の写真を撮りたければここ!)
・阿妹茶樓
(階段の横にある有名なお茶屋さん。景色はあまり良くないけど、お茶の値段はリーズナブル)
九份らしいグルメといえば、台湾の伝統的なかき氷が有名です。
・阿柑姨芋圓
(モチモチしたお餅のような食感が美味しい。頼阿婆芋圓よりもこちらの方が美味しいと評判)
・頼阿婆芋圓
(同じく有名店。入り口から階段へ行く途中にあるので、寄りやすい)
九份は16時から19時半くらいが一番混むので、もし写真を撮りたければ19時半以降に撮ることをオススメします。
台湾旅行二日目 PM 8:00 夜ご飯は無老鍋の火鍋を!

九份に観光に行くとけっこう遅くなってしまい、夕食を取れる場所が限られてしまうのがネックです。
しかし、そんな時でも安心なのが火鍋屋さんです。深夜3時くらいまで空いているので、もし9時くらいにお店に入っても大丈夫。
火鍋屋さんはいろいろありますが、特にオススメしたいのが無老鍋です。
数ある火鍋屋さんの中でも台湾好きの日本人や台湾人から絶賛されている味なので、ぜひ足を運んでみてください。
鴛鴦(おしどり)鍋を頼むと、台湾らしい辛い鍋も、綺麗になると評判の美顔鍋も両方食べられます。
ちなみに無老鍋は台北市内にいくつか店舗があるのですが、台北の渋谷と呼ばれる西門店に行くと、帰りにスーパーでお土産を買って帰るのに便利です。
台湾旅行二日目 PM 10:00 西門街のカルフールでお土産購入を
1日の終わりですが、「台湾土産も買わなきゃ!」ということで、台湾土産を買うときにオススメなのがスーパーです。
大勢に配るバラマキ土産や自分への食べ物、コスメなどのお土産も、大型スーパーならたくさん取り揃えています。
特に家樂福(カルフール)と呼ばれるフランス系のチェーン店は24時間営業なので、夜遅くても安心。
ここでたくさん買って、ホテルでパッキングすればいいと思います。
台北 3日目 迪化街・龍山寺エリアをまわる
3日目は時間が少ないので、お土産を買いつつ、観光も楽しめるエリアをオススメします。
飛行機のフライトまで時間があれば、台北101を見てから、迪化街(ディーファージェ)まで行くと、2つの観光地をまわれてお土産も買えます。
時間がなければ、迪化街(ディーファージェ)だけでもどうぞ。
桃園空港まで行ける台北駅からも近いので、まわりやすくてオススメです。
台湾旅行三日目 AM 10:00 台北101の展望台へ

二日間遊んだので疲れてると思いますが、せっかくなので台北のランドマーク台北101へどうぞ!
2004年にオープンした台北101は当時世界で一番高い建物でした。現在でも世界12番目の高さを誇っています。
展望階から眺めると台北を一望でき、3日間で歩いた台北の街の特徴がわかることでしょう。
台北は3方向を山に囲まれ、1方向が川沿いに面しています。
実は台北は京都と同じ盆地型の地形。
風水に基づいて、運気のいい土地を選んでおり、そのために盆地を選んだと言われています。
また1階はお土産コーナーになっており、多種多様なお土産を買うことが可能です。
専門店からお茶を購入したり、スーパーのJASONSでバラマキ土産も買えます。
お土産を買いそびれてしまったからここでどうぞ!
台湾旅行三日目 AM 12:00 迪化街(てきかがい・ディーファージェ)をまわる

旅の最後は迪化街(ディーファージエ)で。
迪化街(ディーファージエ)は、台北の中でも古くから開けたオールドストリートです。
乾物屋さんや服屋さんなどが並んでおり、日本でいう上野のアメ横みたいな街並みをしています。

この辺りは市場で買える油飯が有名ですが、他にも美味しいお店がたくさんあります。
ぼくも何気なく入ったお店が美味しくて、台湾のレベルの高さを感じました。
古い街並みを感じながら、ぶらついてみてください。

また古くからの建物をリノベーションして、綺麗でおしゃれなお店をやっているところが多いです。
最終日なので、迪化街のカフェでゆっくりお茶を飲むのはどうでしょうか?
また迪化街は手芸の街としても有名で、客家花布やバッグなどを購入できます。
買い物と楽しい場所なのでオススメです。
まとめ
というわけで、台北2泊3日でまわるモデルプランは以上です。
オススメしきれていない場所もありますが、まずは王道観光地とグルメを中心に選んでみました。
台北は洗練された都会さと、古い街並みが合わさった街です。
またグルメも新しいものを取り入れて、独自のメニューを作り出すのが台北の魅力。
小籠包一つとっても、戦前は全然食べられてなかったけど、戦後に中国大陸から渡ってきた料理人によって広められました。
台北の飲食店同士の競争もあって、トリュフや烏龍茶味の小籠包などが生み出されてます。
そんな新しさに貪欲ながら、古い景色をリノベーションしながら残す台北を楽しんでみてください。